「戦争学」概論 (講談社現代新書)
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によって 黒野耐
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「愚かな戦争」は「愚かな政治家」が起こす! 日本軍の敗因を著書『参謀本部と陸軍大学校』で喝破した著者が、戦史から導いた「戦争回避」の原理。「平和」を守りたいなら「戦争」を学ぼう。大学で軍事学を教えないのは、先進国では日本だけである。地政学から見た国防戦略の理論、ナポレオンからイラク戦争までの戦争態様の変化など、必読の戦争入門書。
以下は、「戦争学」概論 (講談社現代新書)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
300ページ程度で一見分量はあるが中身は無い。90%程度は地政学と戦争に関係する(既存の)概念の雑な要約である。この要約についても全体として狭く浅くだが、ややご都合主義的な抜粋と断定調の文章が気になる。文章の構成としても真っ当な概説になっておらず「こういう学者がこういう事を言ったのだ」に過ぎない。その取り上げ方は狭く浅い中でも焦点を絞り、本質を抜き出すものでは無く、どちらかと言えば専門用語を著者に放り投げてくるだけのこけおどしに近い内容に終始している。コピペとは言わないまでも、それに近い。一方、著者の主張は最初と最後の合計30ページ程度に見られるのだが、強い主張をする割りには具体的な根拠・論拠の説明がない天下りなものになっている。この30ページを言いたい為の本なのか、その他の270ページ程度を「最低限の知識」として解説したいのか、目的が不明確な上にどちらも失敗しているように見える。焦点が絞れていない。また、揚げ足取りの様になるが「日本の政治家や国民は地政学的素養に欠ける」という類いの主張をしているにも関わらず、著者が参考にした文献一覧は和書や邦訳のみというのが引っかかる。洋書や原著を読むことが和書や邦訳を読む事より優れていると言うつもりは無いが、日本では地政学がないがしろにされてきたと主張するならば"本場"の文献も原著や原論文として参考文献に加える方が印象が良い。学術的にある分野をしっかり研究するならば、邦訳や和書のみでは到底足りない事はどの分野でも当然で、そういった「海外の文献も含めたリサーチ」を著者が行ったか疑問を感じざるを得ない文献リストは実に心許ない。文章表現力、構成能力も総じて低く、高校生か大学一年生程度のレポートを見ている気分になってしまった。そして上記の事が逆説的に、当該分野に於いて日本が後進国であることの傍証乃至ある一例となっている気がして残念だ。その点は著者の主張を認めたくなることは実に皮肉である。
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