パイドン-魂の不死について (岩波文庫)
strong>本, プラトン
無料ダウンロードパイドン-魂の不死について (岩波文庫) pdf
によって プラトン
3.7 5つ星のうち24 人の読者
ファイル名 : パイドン-魂の不死について-岩波文庫.pdf
ファイルサイズ : 25.66 MB
人間のうちにあってわれわれを支配し,イデアを把握する力を持つ魂は,永遠不滅のイデアの世界と同族のものである.死は魂の消滅ではなく,人間のうちにある神的な霊魂の肉体の牢獄からの解放である-ソクラテスの最期のときという設定で行われた「魂の不死」についての対話.『国家』へと続くプラトン中期の代表作.
以下は、パイドン-魂の不死について (岩波文庫)に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
2400年前の哲学者は、ただ知性や生い立ちに恵まれた知識人ではなく、哲学による人生の実践を生涯をかけて行った人間のことであるようだ。このことは当然と言えば当然であるのだが、実践のない知識などまさに紙に書かれた文字でしかない。世の中を生きる人々に現実的な価値が添えられることもなければ、人格や魂の成長をうながすこともない。ソクラテスは死を前にして若者達に教えを伝える。会話による哲学の探求は当時の人たちの考え方を臨場感をもって伝えてくれますが、古代の言語を翻訳しているところから意味を導き出していかなければならない。実際に当時のソクラテスは何をどのように考えていたのか。そしてプラトンはどのように理解しようとしていたのか。翻訳者も意訳に依らないようにしているであろうから、なかなか理解するのに困難なところもあります。また生と死について深く踏み込んでいる本書は、この数年で大きく展開し始めている臨死体験についての著作群を思い出さずにはいられない部分もあり、はっとさせられます。またチベット密教にあるような死への洞察も含んでいるところもあります。当時の深い洞察力に思いを馳せ、長い人類の歴史や生命の誕生の歴史、また地球の誕生の歴史などから考えると、2400年など昨日のことのようです。p83「本当の哲学者はすべての肉体的な欲望を避け、男らしく忍耐し、自分自身を欲望に委ねることをしないのだ。それは金銭を愛する多くの人々のように、破産や貧乏を恐れるからではまったくない。また、権力や名誉を愛する人々のように、悪行の不名誉や不評判を恐れて、そのために、欲望を抑制するのでもないのだ」魂(生)と肉体は別々の存在であるのか。生と死は対極をなすものであるが、魂(生)の存在に死や消滅は同時にあらわれることができるのか。現代でも答えの出ない難問を哲学者は追及していきます。
0コメント